9/7(木)に小規模事業者持続化補助金第13回公募が締切となりました。
申請を検討されていた事業者の皆様、無事に申請は終わりましたでしょうか。
第14回の公募要領はまだ発表となっていませんが、どうやらインボイス枠も残りそうな雰囲気で、今後もまだまだ中小規模の事業者様には検討しやすい補助金となりそうです。
(ウェブサイト関連費は除く…)
8月末には第12回の採択発表もありました。
全体での採択率は55.6%と回を重ねるごとに下がっておりますが、中小規模の事業者様には非常に使いやすい補助金である事で応募者数もググッと増加している事はもちろん、前述のインボイス枠等もあり1事業者様の補助金申請額も増加している事が採択率減少の理由にもあるのかな、と思っています。
補助金の総額は国のお偉いさん方が補助金募集の前に決定するわけで、応募者数が増加する事はもちろん、各申請者の申請金額が増加することも採択率減少の要因となります。だって、一つのケーキをみんなで少しづつ(本補助金で言えば最低の50万円)にすればたくさんの人が食べれますが、食いしん坊(本補助金で言えば特別枠等で最大の250万円)の人がいればその分食べれる人数は減ってしまいます。もちろん勘違いして欲しくないのですが、申請金額の多寡が採択に反映されるって事ではありません。弊所が支援させていただいた事業者様で申請額50万円の事業者様もしっかりと採択されています。
公募 | 採択者数 | 申請者数 | 採択率 |
第12回 | 7,438 | 13,373 | 55.6% |
第11回 | 6,498 | 11,030 | 58.9% |
第10回 | 6,248 | 9,844 | 63.4% |
第9回 | 7,344 | 11,467 | 64.0% |
第8回 | 7,098 | 11,279 | 62.9% |
まぁ、インボイスや特別枠、特に最賃上げ等は国の政策もモロに入ってますし、物価上昇、賃金上昇の昨今、補助金50万円では正直何もできないよ,,,という声も聞こえて参ります。
先日もこれからの最低賃金の引上げに伴い、4第補助金と言われている事業再構築・IT・ものづくり・持続化のうち、割と規模が大きい=賃上げの影響をもろに喰らう事業者様が申請する再構築・IT・ものづくりの補助金に対して緩和策が発表、即時公募要領訂正となりました。
持続化は関係ないのかっ…とはもちろんならないと思います。ここは日本です。空気を読むおもてなしの国です!という事で、見えない力(笑)が働いて最低賃金枠の採択率は高いはずです、きっと。(憶測です、すいません)
出典:経済産業省
当ブログ等でも繰り返しの発言となりますが、補助金には様々なルールがあります。YouTubeとかSNSではあたかも簡単にもらえるような言説が飛び交っていますが、申請から補助金入金までは本当に大変です。どうしてもこの事業がやりたい!という思いが無い限り、単にお金が欲しいだけで申請して採択となってもきっと後悔してしまうくらい、正直くそ面倒くさい事だらけです。
各立場におられる皆様の様々な思いが跋扈している状況ではありますが、本当の熱い想いを持たれる事業者様の応援を弊所は引き続き行ってまいりますのでお問合せ等、遠慮なくお待ちしております。