小規模事業者持続化補助金での弊所へいただくよくある質問から「それは(補助金申請で)ダメでございます~!」というものをまとめました。
そろそろ第14回の締め切り1か月前となり、申請をお考えの事業者の皆様もバタバタされる時期かと思われますのでご参考になる部分があれば嬉しいです。
※こちらは、~14回公募要領時点でのものとなります。今後、最新回の公募にて変更となる場合もございますので各回での公募要領をご確認下さい。
Q1.以前に使用した広告費等の費用を補助して欲しい。
A.小規模事業者持続化補助金には事前着手制度はありません。
あくまで、申請→採択→補助事業という手順通りとなり、採択前(採択通知が届く前)に行ったものは補助金対象とはなりません。
Q2.新たな販路拡大に向けた資格取得をするので費用を補助して欲しい。
A.こちらも公募要領にはしっかりと記載されていますが、あるあるのご質問です。
資格取得等の費用(スクールや受験費用)はたとえ新たな販路開拓に合致する事であっても全て補助対象外です。資格取得が必要であれば事前に取得してから補助金申請をしましょう。
Q3.採択されたら補助事業を行うのは任意のタイミングでO.K.ですか。
A.補助事業期間は公募の時点で決まっています。事業者様の好きな時にできるものではありません。ただ、決まっている補助事業期間の中で終点を任意のタイミングに短縮することは可能です(事前に申告をします)。
Q4.(YouTube等の)映像配信事業を始めるのでアクションカム等のカメラ、あわよくば最新のiPhoneを買ってほしい。(謎
A.最近多くの事業者様が映像配信を手掛けていますが、公募要領にあるようにカメラやパソコン等の他の事業に転用が可能なもの、転売等が容易なものは補助対象外です。「iPhoneで撮影するのが最近のトレンドなんですよ…」って画面がバリバリに割れてるスマホ片手に何を言って……
Q5.採択後にやりたい事が変わったらどうしてくれるんですか(ちょっと怒ってる)。
A.補助事業計画書に記載したものの中で予算の付け替えは一部認められる場合があります。あくまで場合があります。場合があります。(多くは語りません)
記載されていない場合は費用の使途の変更は一切認められません(怒らないで)。
Q6.余った補助金はもらえますか、わざと余らせた方がイイですか。
A.補助金は補助事業完了後に行う事業報告にて使用した費用に応じて支給額が最終的に決定します。申請採択時と比較して少額の使用だった(余らせた?)としても何の意味もありません。どうせだったら満額を上手に使用して売り上げを上げましょう。
Q7.そちらは小規模事業者持続化補助金の事務局ですか。
A.違います。
以上、弊所に寄せられるご質問あるあるとなります。本当のよくある質問第1位は「〇〇は補助金の対象になりますか?」なんですが、こちらはケースバイケース。事業者様の営む事業によってだいぶ変わります。公募要領では認められないとされているような物であっても一部認められるようなケースもあります(ありました)。
弊所での補助金サポートにお申込みいただければ、このような「〇〇は対象ですか」のご質問は弊所の今までの経験でお答えできるものはもちろん、微妙な部分は弊所から補助金事務局に問い合わせの上、事業者様に返答を差し上げます。
事業者様には出来るだけご自身の事業に力を注いでいただき、補助金申請に関する面倒な事は弊所がサポートさせていただこうと考えていますので、ぜひ弊所のサポートをご利用いただければと思います。
第14回公募締め切りまであと1ヵ月少々となりました。弊所でのサポート受付もそろそろ締切となります。年末の慌ただしい時期の申請となりますが事業者皆様の申請が無事に完了となりますよう願っています。