本日、5/27(月)17時に小規模事業者持続化補助金の公募が締切となります。かなりイレギュラーなスケジュールとなった(なっている)今回の公募ですが、申請をご検討されていた事業者様皆様は無事に申請は完了しましたでしょうか。
ー以前のBLOGから繰り返しになりますが弊所にギリギリにご相談のご連絡を頂き、サポートをお断りすることとなった事業者様、大変申し訳ございませんでした。どちらかの大規模なサポート事業者様で無事に申請が完了していることを願っております。ー
まぁ、前回からの新システムとなる電子申請により、実質締め切りは商工会議所持ち込み日、今回の公募ですと5/20(月)になっちゃいますよね。さまざまな商工会議所・商工会で対応方法が違うとのお話が実体験や噂話を含め聞こえてきますが、商工会議所・商工会持ち込みの段階で申請提出書類の9割以上、それこそ99%が完成しているものを持ち込むことを前提とすると計画支援書(様式4)の発行以降は電子申請では様式4貼付→同意書→提出とポチ、ポチ、ポチ、で完了ですからなかなか最終日までもつれ込むことは少ないのかなぁと。今回は電子申請のみですし。
で、前回からリニューアルされた小規模事業者持続化補助金独自の電子申請フォームですが、申請された皆様、いかがでしたでしょうか。前回、今回と何件か事業者様の申請サポートをさせていただいたうえで、「ちょっとなぁ~」と感じてしまったところを数点。
◇本申請とはあまり関係ない(と思いたい…)ですが、商工会議所・商工会提出時に印刷持参を求められた場合、プリンタの性能に左右される場合がある。
こちらは題目にあるように、採択や様式4の発行の可否には全く関係ない(とは思いたい)のですが、手引きに沿って申請フォームの印刷を行うと、印字が被ったり、表が(申請フォームに沿って作成したにも関わらず)異様な伸縮をしてしまったりと。商工会議所に持ち込んだ事業者様のお話で商工会議所の職員さんは「よくある事だから気にしないでそのままで構わない」との事でした(各商工会議所・商工会で対応が変わる可能性があります)。が、実際の申請後の審査はPCやタブレット等で画面上で事業計画書を見て、読んで審査をされているのでしょうか。以前の申請では電子申請であれ提出されたPDFを印刷して審査している、との話もあり、新システムとなった現在ではどのような運用をされているのかと…まさかそこまで考えて申請書類の作成が必要なのかと思うと…まぁ大丈夫っすよね。お願いします。
◇画像や表を貼付した場合の処理方法が明示
画像添付で約150文字、表の添付で300文字。事業計画書全体でおおよそ1万字の制限があるのでこちらは発表された内容を踏まえつつ、画像を1枚にまとめる等、うまく利用していくべきだと思います。が、全体ではなく、各フォームに個別に字数制限がかかっている様子で、しかも何文字制限かは教えてくれない…。画像が150文字換算とはいうものの、画像を4枚貼付しただけで字数制限オーバーですと言われたり、表を一つ作っただけで同じくオーバーです、オーバーです、オーバーです。…
各事業者様の様々な、それこそ色々なものが渦巻いちゃったりして、アピールする所は事業者様それぞれな事業計画書ですから、各項目ごとに文字数制限されちゃうとちょっとキツいんですよね。だいたいおおよそ、まぁこの項目は〇〇文字まで、これは〇〇文字まで、ってなるのは分かります、審査との兼ね合いもありますでしょうから、思惑よりも基準となるのは百も承知ではありますが、余りに運用よりすぎなものではないのか、と思います。もう少し自由度が高いとありがたいかなぁ~と思ったりします。ハイ。
あとは細かい事を挙げたらキリが無いのでそろそろにしておきますが、以前もお伝えしたように事業計画書(様式2)部分以外はとても分かりやすく、入力漏れも起こらないようなものとなっており、事業者様に説明するのもすごいラク助かっております。まだ新システムとなって2回目ですので今後も改良されていくものと信じて、第17回の小規模事業者持続化補助金の公募開始を待ちたいと思います。