6/5(水)いつもの15時に第15回となる小規模事業者持続化補助金の採択事業者の発表がありました。申請応募総数13,336件に対し5,580件の事業者様が採択となりました。採択率は41.8%と過去最悪の数字となりました…。
応募回 | 応募総数 | 採択者数 | 採択率 |
15回 | 13,336 | 5,580 | 41.8% |
14回 | 13,597 | 8,497 | 62.4% |
13回 | 15,308 | 8,729 | 57.0% |
12回 | 13,373 | 7,438 | 55.6% |
11回 | 11,030 | 6,498 | 58.9% |
事業再構築補助金、ものづくり補助金と直近に採択が発表された補助金同様にかなり厳しめの結果となりました。今後もこのような流れが続きそうですね。まぁ今後も補助金が継続すればですが…
第15回の小規模事業者持続化補助金は電子申請が新たなものとなり初の申請→採択発表となりましたが、ランサムウェアの話はどうなったとか、申請書が消えてるとか、直近の16回の公募になって申請書で使用する画像はコピーではなく画像選択より貼り付けないと消えますよとか今更かよ15回のヤツ消えてんじゃねえの、とか。まぁ稼働して初回なので多くのトラブルがあったのではとか勘ぐっちゃいますよね。
事務局からは「公募要領に記載する補助事業者の要件に合致しない」申請や、「申請書類の不備」が多くあり採択することが出来なかったケースが数多くあった。との発表がありました。「申請書類の不備」に関しては、まぁ今までもあったでしょう、ただ、「補助事業の要件に合致しない」とはどのようなケースを指しているのでしょうか。
小規模事業者持続化補助金では本申請に至る前に、商工会議所/商工会の確認=支援書(様式4)の発行が必須となっています。その支援書を発行していただくためには、弊所のようなサポート事業者の有無に関わらず、事業者様ご本人が事業所エリアの商工会議所/商工会に出向き、作成した書類をもとに商工会議所/商工会の担当官との(基本的には)面談が必要となっています(商工会議所/商工会により対応方法は変わります)。公募要領にも商工会議所/商工会のサポートを得て補助事業を行う旨の記載がありますし、そのような公募要領から「補助事業者の要件に合致しない」ケースでは、支援書発行の段階で商工会議所/商工会から注意が入るのが普通で、まぁもちろんではありますが、支援書(様式4)の発行には至らない(=申請出来ない)はずです。発行後の本申請完了までに電子申請にて今まで記載したものを変更してしまう事業者様もいるのかもしれませんが…電子申請をご経験の皆様であればご存じの通り、様式4添付は電子申請にて最後の最後。システム的にも様式4添付のページまでたどり着くまでに間違いがあればエラーを返してくるようになっています。様々なケースを考えてみましたが「数多くあった」というのはどうなのかなぁと。申請者様だけに非があるのかなぁと思わざるを得ません。
次回の小規模事業者持続化補助金はどうなるのでしょうか。